推しを増やすのが怖かったKATーTUN担の私がSexyZoneを推した訳

私は推しを増やすのが怖かった。

 

 

 

 


私は過去に関西ジャニーズJr.にめちゃくちゃ大好きだった推しがいた。

自担である亀梨和也をも凌駕する勢いで好きだった。

今は俳優をしている人です。

 


その人が辞めたと知ったとき、あまりのショックに事務所から離れた。

彼がいなくなった松竹座や大阪城ホールに行ける気がしなかった。

 


もう関西のコンサート会場にいける自信がなかった。

 


ジャニーズJr.は儚い。

やめられたら最後、別れの言葉すら言えない。

病んだなんて次元ではなかった。

 


だからジャニオタ復帰してもずっと怖かった。

推しを増やすことが。また繰り返したらどうしようと。

もう亀梨和也だけにしよう。傷つく要因はもう絶対に増やさないと決めていた。

 


でも出会ってしまった。中島健人に。

 


SexyZoneの存在は認識していた。ジャニオタなので。

こどもがデビューしたと思っていた。そしてトンチキな名前のグループだと思っていた。ジャニーのじーさんとうとうボケたかとまで思っていた。

 


そのこどもだった子がいつのまにかお兄さんになって24時間TVのメインパーソナリティになっていた。

24時間TV関連の番組にたくさん出演していたことから目につく機会が多く、気づいた時にはやたらと気になる子たちに。

 


とにかく顔がいい。そして仲がいい。頭を空っぽにしてかわいいねと見れた。

 


ジャニオタあるあるなのかオタクあるあるなのか、TVなどでとりあげられたときにはTwitter有識者たちにより沼に誘おうとプレゼン大会が開催される。

 


もっと知りたいと思った私はそのプレゼンをたよりにYouTubeを見漁った。

 


YouTubeを見漁って過去を遡った結果、この子たちはただのかわいいだけの子じゃないと知った。

 


めちゃくちゃ苦労しとるやないかい。何ですか3人と2人にわけてあからさまに差つけて何やってんのあの事務所。他のグループでもそういうことやってんの知ってたけどこんな小さい子たちになにさせてんの。傷つかないわけないじゃないの。まだ10代ですよ。

 


それでも頑張って乗り越えてきた。つぶされずに。

最近になって中居くんの助言で戻れたという事実がでてきたけど、そこまで耐え切ったのは彼らの想いの強さに他ならないと思う。

 


気づいた時にはグループ箱推しになりかけていた。

でも私は先述にあるように推しをこれ以上増やすつもりはなかった。かわいいねってみてるだけにしようと思っていた。

 


でも奴の引力は半端ではなかった。そう。中島健人

 


兎にも角にも顔がいい。文句のつけようがない。スタイルも半端なくいい。胎児の頃から足が長いってなんだよそれ。

 


そのくせ中身はぶっとんでいる。セクシーセンキューなどをはじめ意味のよくわからない言葉を発してみたり、カードゲームに必死だったりする。

そのカードゲームが好きすぎるあまりにリハ着がユニクロコラボのシャツだったのをみたときはまじかと思った。ジャニーズのリハ着ってスポーツブランドだったりハイブランドだったりじゃないのか。

 


かと思えば仕事に対してストイック。プロのアイドルを徹底してやっている。普通の思春期や成人済の男性なら歯の浮くようなセリフをさも当たり前のように口にする。

 


演技もよかった。プレゼン大会でもでていた「黒崎くんの言いなりになんてならない」を勧められるがままTSUTAYAでレンタルして見た。

あまりのかっこよさにレンタル期間毎日見た。飽きもせずに。

 


そして返却の日にそのまま彼が出ている映像作品全てとSexyZoneのCDを全部借りた。

 


猛烈な勢いで彼らを履修し、沼落ちの予感を感じていた。怖かった。大切なものを増やすのが。でもそれ以上に彼の、彼らの引力がすごかった。

 


辞めずにいてくれる?

ジャニーズでいてくれる?

アイドルでいてくれる?

抜けたりしない?

 


問いかけても答えはかえってこない。

でもこの人ならアイドルとして、ジャニーズとして信用していいのではないか。大丈夫なのではないか。そう思えた。思わせてくれた。

 

 

 

 

 

 

だから推すと決めた。

 

 

 

 

 

 

あれから2年以上たった。

平穏無事なグループ活動ではなかった。それは現在進行形。

どうなるかなんてわからない。

 


でも推すと決めたことに後悔は今のところない。嫌な思いもしていない。彼らには幸せだけをもらえている。

今後どうなるかは知らないけど。

今のところは幸せです。

 


だから健人くんへ、SexyZoneへ言わせてほしい。

 


私をあなたたちの沼にいれてくれてありがとう。

 


セクシーセンキュー。